3月20日から公開予定の映画「弥生、三月-君を愛した30年-」が洋画「ワン・デイ 23年のラブストーリー」（2011年）のパクリだという噂が流れております、そこで両作品を比較して似ているのか検証してみました！洋画の「ワン・デイ 23年のラブストーリー」はU-NEXTの「見放題」作品の中に入っているので31日間無料会員になれば無料視聴する事ができますよ！
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映画「弥生、三月-君を愛した30年-」の類似検証その①「タイトル」は似ている？
3月20日から公開の「弥生、三月-君を愛した30年-」と2011年の洋画作品「ワン・デイ 23年のラブストーリー」の2作品の類似点を比較していきますね。
まずはタイトルですが見てわかる通り「副題」となっている箇所が年数を変えて英語か日本語かの表記が違うのみで内容はほぼ一緒ですよね？
「君を愛した30年」
「23年のラブストーリー」
「ワン・デイ 23年のラブストーリー」は邦題なので、原題はどうだったのでしょうか？
原題「One Day」
原題はシンプルに「One Day」だけなので、邦題をパクったという可能性が出来てきました。「弥生、三月-君を愛した30年-」も原作のタイトルは「弥生、三月」のみなので明らかに映画化に向けて寄せていった感はあります。
真似をしているかを独断で決めると、かなり類似していると思われます！
映画「弥生、三月-君を愛した30年-」の類似検証②「ジャケット」は似ている？
映画のジャケット（表1といいます）はとても大事で、興味が無かった人がジャケットを見たころで映画を観てみようと思う事もある重要なものです。
映画配給会社も力を入れて作りこむんですが、3月20日公開の「弥生、三月-君を愛した30年-」のジャケットと洋画「ワン・デイ 23年のラブストーリー」のジャケットは似ているのか？
まさかジャケットまではパクらないと信じておりますが、見てみましょう。
「あれ？似てませんか？これは…。」
まず主人公の人が中央で抱き合っているという時点で完全に似ています。「ワン・デイ 23年のラブストーリー」は二人がキスをしていますが、「弥生、三月-君を愛した30年-」は抱き合っているだけ、でも構図がほぼ一緒ですよね。
主人公の2人の正面からのカットをその両脇に四角い写真で表示するのも同じです。
そしてタイトルを下部に置くのも同じ構図です。
これは明らかに寄せていっているんじゃないですかね？ジャケットを作るときに参考にはしていますよね。ラブストーリーは全部こういうジャケットじゃない？という方のためにいくつかラブストーリーもののジャケットを紹介いたしますね。
どうでしょうか？「弥生、三月-君を愛した30年-」のジャケットとはどれも違いますよね？という事は「ワン・デイ 23年のラブストーリー」に寄せたという事が明白になりましたね。
映画「弥生、三月-君を愛した30年-」類似検証③「原作」はどちらが先？
映画は元々原作があって作られるので原作を比較してみたいと思います。
まずは「弥生、三月」から、下記で発売中なので読んでみるもいいですね。
 | 感想(0件) |
この小説は原作というわけでは無く、「弥生、三月-君を愛した30年-」が映画用のオリジナル脚本なんですね。
監督であり脚本を書いている遊川和彦さんの脚本を小説用に南々井梢さんが編集したものが今作の小説のようです。
発売日は2020年2月7日となっておりますね。
それでは「ワン・デイ」の方はどうなんでしょうか？こちらも和訳が発売中なので読んでみたいですね。
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こちらは2010年2月4日に発売されたようですね、「弥生、三月」から約10年前には出版されていたのでその間に読む事は可能だったという事ができますね。
映画「弥生、三月-君を愛した30年」類似検証④ストーリーは似ているの？
（右）結城弥生（波留）
ここが一番大事な部分ではあると思うのですが、ストーリーはどうなのでしょうか？映画「弥生、三月-君を愛した30年-」のあらすじは下記になります。
1986年の3月1日に運命的な出会いをした弥生（波留）と太郎（成田凌）は互いに惹かれあいながらも、親友であるサクラ（杉咲花）を亡くした事から、想いを伝える事ができずにいた、二人はそれぞれに結婚して家庭を持って別々の道を歩んでいたんです。
しかし、離婚や災害、配偶者の死によって訪れる厳しい現実を前に子供の頃に抱いていた夢はことごとく絶たれてしまうんです。
そんなどん底の中に、30年の時を経て今は亡き友人のサクラからのメッセージが届くんです。
そこには二人に向けたサクラからの思いもよらないメッセージが込められていたんです…
ストーリーは上記の通りですが、映画の中では3月1日～3月31日の間に焦点を充ててストーリーは進んでいくという形をとっているのが「弥生、三月-君を愛した30年-」の手法です。
（右）デクスター・メイヒュー（ジム・スタージェス）
それでは次に「ワン・デイ 23年のラブストーリー」のストーリーはどんな感じなのでしょうか？
しっかりもののエマ（アン・ハサウェイ）と自由奔放なデクスター（ジム・スタージェス）は互いに惹かれあいながらも友人である事を選び、親友として毎年7月15日を一緒に過ごすと決めるんです。
旅行や恋愛相談などをして、友人としての距離を保ちながらもエマは密かにデクスターを想い続けてきたんです。しかし、デクスターから別の女性と結婚をすると言われてしまうエマ。
二人はその後も友人としていられるのでしょうか？
さあ、2作品のあらすじを読んでみていかがでしょう？
「似ていますね。」
どちらの作品のあらすじにも出てくる共通点として下記があげられます。
- 十年以上の期間を描いたラブストーリーという事
- ある時期だけを対象に物語を進める手法、（弥生、三月は毎年3月1日～3月31日、ワン・デイは毎年7月15日）
- 主人公の二人が学生の頃からお互いに惹かれあいながらも友人を続けるという点
- 主人公の二人がそれぞれ別の人生を歩むのだか挫折を味わう点
- あらすじには書いてませんが、太郎（成田凌）もデクスター（ジム・スタージェス）もできちゃった婚で結婚をする事になる。
- 弥生（波留）もエマ（アン・ハサウェイ）も教師という仕事をする。
- 太郎（成田凌）もデクスター（ジム・スタージェス）も夢が破れて落ちぶれていく。
- ネタバレだけれど両作品とも一度は結ばれる。
これだけの類似点があるのもなかなか珍しいのでは無いでしょうか？僕も書きだしていて驚きました。
「弥生、三月-君を愛した30年」も「ワン・デイ 23年のラブストーリー」もとにかく男の方がクズなんですよね。なかなか共感できないんですよ。
「ワン・デイ 23年のラブストーリー」は二人が結ばれた後も衝撃の結末が待っているのですが、さすがにネタバレなので気になったらU-NEXTに加入して「見放題」で無料視聴しちゃいましょう！
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映画「弥生、三月-君を愛した30年-」は洋画「ワン・デイ 23年のラブストーリー」をパクっているのか？検証結果
ここまで4つの検証を重ねてきた映画「弥生、三月-君を愛した30年-」と洋画「ワン・デイ 23年のラブストーリー」ですが、検証結果を見てみましょう。
| 検証 | 結果 |
|---|---|
| 検証①タイトル | 類似 |
| 検証②ジャケット | 類似 |
| 検証③原作 | 類似 |
| 検証④ストーリー | 類似 |
| 検証結果 | 類似していると言える |
パクっているとはあえていいません。ただ、「似ている」とはいえるでしょう。
これだけ似ている点があると「ワン・デイ 23年のラブストーリー」の日本版リメイクといっても過言では無いのではないでしょうか？
映画「弥生、三月 君を愛した30年」はどんな映画なの？
ドラマ「家政婦のミタ」や「女王の教室」などのヒットドラマを打ち出してきた脚本家の遊川和彦によるオリジナル脚本となる監督第2作品目となる今作です。
主演を務めるのは2018年の「オズランド 笑顔の魔法教えます」でも主演を務めている波留さんですね。
そしてもう一人の主演が2019年の映画「カツベン！」の主演でも話題になった成田凌さん。
二人の友人サクラとして出演しているのが2018年の映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」の主演でも話題になった杉咲花さんです。
予告編と作品概要は下記になります。
| タイトル | 弥生、三月-君を愛した30年- |
| 製作国 | 日本 |
| 製作年 | 2020年 |
| 上映時間 | 110分 |
| 監督 | 遊川和彦 |
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最後まで、読んでいただきありがとうございました。うろたんでした。
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