映画【ナイチンゲール】あらすじと海外の評判は?ネタバレも紹介

3月20日から公開予定のバイオレンススリラー映画「ナイチンゲール」をご紹介いたします。第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で審査員特別賞他2部門を受賞した今作、19世紀のオーストラリアを舞台に一人の女性がイギリス将校への復讐を誓う物語です!今回は映画「ナイチンゲール」のあらすじとロッテントマトやIMDbでのかいがいの評判、そして映画のネタバレも紹介いたします!

おススメ度は

★…残念ながら2時間退屈であまりおススメではありません。

映画「ナイチンゲール」あらすじ

19世紀のオーストラリアタスマニア地方、そこはイギリスによって植民地となっていた時代ブラック・ウォーというイギリス軍と先住民のアボリジニとの闘いの最中、主人公のクレア(アイスリング・フランシオシ)は盗みを働いた事から囚人となっていたアイルランド人。

クレア(アイスリング・フランシオシ)

彼女は一帯を支配していたイギリス人将校ホーキンス(サム・クラフリン)に監獄から出す代わりに自分の奴隷のような形で彼女を囲っていた。彼女は歌がうまい事からホーキンスから「ナイチンゲール」と呼ばれているんです。

ホーキンス(サム・クラフリン)

クレアには夫エイデン(マイケル・シェズビー)と小さな子供がいて貧しいながらも家族は愛し合っていたんです。しかし、いつになっても彼女を開放しないホーキンスに対してエイデンは抗議をします。

エイデンの反発に怒りを感じたホーキンスはエイデンの目の前でクレアをレイプして、その後にエイデンを銃殺してしまうんです。

さらに泣き止まない子供までも殺してしまうという非道な行為をします。

クレアは命こそ助かったのですが最愛の夫と子供を無くしてしまい、ホーキンスとその仲間に復讐する事を誓うんです。ホーキンスは既に別に地方へ移動してしまっていて、クレアは先住民であるアボリジニのビリー(バイカリ・ガナンバル)に道案内を頼み、復讐の旅に出発します。

ビリー(バイカリ・ガナンバル)

映画「ナイチンゲール」の海外の評判とネタバレ感想

クレア(アイスリング・フランシオシ)

映画「ナイチンゲール」は渋谷のヒューマン・トラストシネマで3月20日から公開されるのですが、他劇場の状況は下記のtwitterから調べる事ができますよ。

https://twitter.com/nightingale_JP/status/1237002777798176768

「ナイチンゲール」は海外ではどんな評価なんでしょうか?

まずはロッテントマトから見てみましょう。ロッテントマトとはアメリカの映画批評サイトで映画の面白さを図る上でとても役に立つサイトです、批評家や一般のレビューもあり多くの映画人が参考にしております。トマトメーター(批評家の採点)は87%と高得点ですね、オーディエンススコア(一般ユーザー)も73%なのでそこまで悪くない数字です。

ロッテントマト「ナイチンゲール」

IMDbの方はどうでしょうか?IMDbとは、Amazonから提供されているインターネット上での映画のデータベースになり、洋画作品などはこの数値を見て星が多いほど評価が高い映画だといえます。こちらも星が7.3なので結構いい数字ですね。どちらかというと玄人ウケの良い作品という印象です。

IMDbの「ナイチンゲール」

海外の批評家や視聴者のコメントはどうなんでしょうか?評価が高かったコメントから見てみると、

「大胆不敵で息をのむような傑作!」

「この衝撃的な映画を観て一番衝撃的だったのは、映画を観終わった時に訪れる解放感だ」

「とてもすごい映画だけど、二度は観たくない映画です」

「残忍、動揺。素晴らしい」

評価の低いコメントは

「レイプや殺戮、殴打のシーンを2時間見せつけられるのは苦しい」

「こんなにレイプや殺人のシーンが必要か?映像は美しいのにもったいない。☆2つ以下です」

「2時間を無駄にしました。レイプシーンや殺戮のシーンばかりで、ポスターのような強い女性の物語では無く騙されました。」

とにかく低評価のコメントを見るとレイプシーンや殺戮シーンについて過激で観るに堪えないという意見が多かったですね。じゃあ実際にどうなのか、感想とネタバレです。

冒頭のおススメ度にも記載しておりますが、とにかく2時間超の映画としては厳しい内容です。

衝撃的なレイプシーンや殺戮シーンは最初の方に出てはきますが、クレア(アイスリング・フランシオシ)とビリー(バイカリ・ガナンバル)の旅が始まってからはとにかくつまらないんですよ。

映画を観ている方としてはクレアが復讐の鬼と化して、夫と子供を殺したイギリス将校の集団をばっさばっさと殺しまくってくれればエンターテイメントとして面白かったんですが、なんともクレアがぽんこつなんですよ(笑)

銃も一人ではまともに撃つことができない始末で、一人殺すのもやっとこさって感じなんです。最初は一人でも復讐の旅に出るつもりだったのが信じられないくらいに、頼りないんです。

ビリーがすべて助けてしまって、挙句の果てに最後についにホーキンス(サム・クラフリン)と対峙するんですが、まさかの他の将校の前でホーキンスの悪行をしゃべり、歌まで歌っちゃうんですよ…まぁタイトルが「ナイチンゲール」だから歌を歌わせたいというのはわかるんですけど、それじゃない感がハンパないです。

しかも最終的に、ホーキンスを殺すのはビリーという始末。いったいクレアは何のために旅に出たんだかよくわからない。

監督のジェニファー・ケントとしては当時弱い立場にいた女性の復讐劇という要素と、アボリジニとアイルランド人のどちらもイギリス人に虐げられてきた弱い者同士の人種を超えた友情というものを描きたかったのかな?とは思うんです。

しかし、どちらもいまいち伝わってこなかったですね。エンターテイメントに振り切れないのなら例えば成功例だと「ミッドサマー」のように芸術性を高くして長い時間でも耐えられるようにする方法もあったと思うのですが、そういうわけでも無いんです。

最初はクレア(アイスリング・フランシオシ))とビリー(バイカリ・ガナンバル)が白人と黒人という立場から相容れないのだけれど、旅を進めるにつれてビリーのやさしさにクレアが惹かれていき、そこに人種を超えた友情が芽生えた。というのはわかるんです。でも観たいのはそこじゃないんですよね。

夜明け前

あくまで、復讐劇を観客は観たいんですよ。どうにも消化不良でしたね。しかも終わり方がもうベタベタな終わり方でこれまた厳しいんです。まさに「それでも夜は明ける」という終わり方。海にビリーと二人で行って、朝日が昇って最後にクレアが歌って終わります。

それはちょっと使い古されてるんじゃないかっていうくらい驚きの無い終わり方でしたね。

映画「ナイチンゲール」の概要と監督について

ビリー(バイカリ・ガナンバル)とクレア(アイスリング・フランシオシ)

ベネチア国際映画祭のコンペティション部門で唯一の女性監督であるジェニファー・ケントによる映画で、審査員特別賞とビリー役のバイカリ・ガナンバルが将来を期待される俳優に送られるマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞して話題になりました。

ジェニファー・ケント監督はホラー映画好きの中ではデビュー作の「ババドック 暗闇の魔物」が好評で第2作となる「ナイチンゲール」も期待が高まっていたんですね。

ババドッグ 暗闇の魔物

「ババドック暗闇の魔物」は既に配信やレンタルDVDでも観る事ができるので個人的には「ナイチンゲール」よりもおすすめです。2020年3月現在ではAmazonプライムビデオ、U-NEXTなら「見放題」で無料視聴する事ができます。U-NEXTは下記からページを飛んでいただき、名前、住所、クレジットカードを登録すればすぐに「ババドック 暗闇の魔物」を視聴する事ができますよ。



主人公クレアを演じているアイスリング・フランシオシもTVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」に出演していたり敵となるイギリス将校のホーキンス役を演じたサム・クラフリンも「あと1センチの恋」(2014年)(Netflix)でアレックス役を演じてましたよね。今回の「ナイチンゲール」では非道なイギリス将校ですから役の幅がすごい!

「ナイチンゲール」の公式ホームページと予告編と概要はこちらです。

ナイチンゲール予告編
タイトルナイチンゲール
原題The Nightingale
製作国オーストラリア・カナダ・アメリカ合作
製作年2018年
上映時間136分

最後まで読んでいただきありがとうございました。うろたんでした。

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3歳の父親であり、音楽活動をする傍ら映画や本、サウナにどっぷりハマっております!ミュージシャンとしてはベーシストであり作曲、プロデューサー業をしており、バンド活動も久々に開始いたしました。映画や本、サウナが好きな方に少しでもためになる情報をお届けしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。