Netflixで現在シーズン2が配信している「全裸監督」。
伝説のAV監督村西とおるを国民的俳優の山田孝之が演じブームとなっております。
かなりドラマティックな物語に視聴者は実話なのかフィクションなのかわからなくなってしまうという素晴らしい演出。
出演する俳優・女優の豪華さも含め大注目の今作の原作を元にどこまでが本当の話でどこまでがフィクションなのかを検証していきたいと思います。
4月23日からは村西とおる監督本人の連載もデイリースポーツで始まりました!
デイリースポーツ連載中
「全裸監督と呼ばれた男」 pic.twitter.com/hTR3rCGZJs— 村西とおる (@Muranishi_Toru) April 23, 2022
原作はAmazonで購入ができます。
Netflix「全裸監督」はどこまで実話?
ここからはNetflix「全裸監督」がどこまで本当なのか、登場人物は実在しているのかといったところを検証していきたいと思います。
まずは主人公である「村西とおる」から。
こちらが本物の村西とおるさんです。
山田孝之さんが演じたのがこちら。
普段よりもかなり体重を増やして挑んだのがよくわかるカットですね。
本編では濡れ場も山田孝之さんがこなすことに賛美の声が上がりました。
ちなみにシーズン2で「リゲイン」のCMに出ているシーンがありますが、あれは時任三郎さんをモチーフにしています。
川田研二役は実在する人物なのでしょうか?
実はこのキャラクターは2人がモデルとされています。
1人目は「全裸監督」の原作者である本橋信宏さんです。
もう一人のモデルはクリスタル映像株式会社の代表西村忠治さんです。
川田研二を演じたのは人気俳優の玉山鉄二さん。
普段とはちょっと異なる気の弱いキャラクターがとても新鮮でしたね。
柄本時生さんが演じた村西とおる監督の助手、三田村康介のモデルは日比野正明さんです。
日比野さんはその後AV監督として有名になりました。
シリーズ後半で奈緒子(冨手麻妙)から婚約者を紹介されるというエピソードは実話。
奈緒子は卑弥呼や沙羅樹がモデルとされています。
江戸川ローマ(増田有華)も複数の女優がモデルになっていますが、ドラマの中で「ありがとうケンちゃん」というアイドル男性との1夜を元にした作品は実際には梶原恭子の「ありがとうトシちゃん」です。
その頃ジャニーズの看板アイドルとして「教師びんびん物語」などでトップアイドルの座をほしいままにしてた田原俊彦さんのこのスキャンダルはジャニーズ事務所と村西とおる監督との間で話し合いの場が開かれるほど大問題になったのは実話です。
村西とおるがシーズン2で衛星の放送局を買収する話が出てきますが、この新興宗教パポルのモデルは統一教会が持っていた衛星放送局ワンワールドテレビジョンを19億円で買収しました。
WADAYA創業者和田篤はピエール瀧さんが演じたビデオショップの社長ですが、こちらのモデルは ビデオ安売王というセルビデオのチェーン店を創業した佐藤太治さんだと思われます。
ただし、ドラマの中では「WADAYA」というレンタルビデオチェーンなので、このレンタルビデオチェーンは「TSUTAYA」をモデルにしています。
黒木香もまた実在の女優です、現在は引退しており一切メディアにも出演はしておりませんが、森田望智さんが演じる黒木香はかなり実物に近づいた熱演だったと思います。
ただ、Netflixと黒木香さんの間で実際にモデルとして使用する事の権利上の交渉があったかどうかは公式からも回答が無い状況です。
Netflixとしてはあくまで下記に本橋信宏さんの原作「全裸監督」をドラマ化したという回答でした。
実話とフィクションのエピソード
ドラマでは印象的なシーンがいくつもあるのですが、これは実話なのかフィクションなのか知りたいところですね。
実際にはフィクションの部分もいくつかの実話をまとめて作り上げたりしているので限りなく実話に近いエピソードになっております。
①1980年北海道を拠点にビニ本・裏本製作を開始しました。
実際には「北大神田書店」という屋号で北海道に約半年で48店舗を展開しました。
この北大というのは北海道なら「北大(北海道大学)」が有名だからというわかりやすい内容らしいです。
②1984年村西とおるさんが36歳の時にわいせつ図画販売の罪で逮捕されて全財産を失います。
③1986年黒木香が「SMぽいの好き」でデビュー。
同年にハワイで村西とおる監督が逮捕されます。懲役370年を求刑。
④1988年日本ナイス党で総選挙への出馬を宣言するも児童福祉法違反容疑で村西とおるさんが逮捕。
⑤1991年ダイヤモンド映像が和議申請をします。ドラマではスタッフのお金の持ち逃げが原因のような形で描かれますが、実際に持ち逃げもありましたが元々のずさんな経営が根本的な理由のようです。
⑥1992年ダイヤモンド映像が倒産、村西監督が50億円の負債を抱える。
同年、卑弥呼のギャラ3000万円未払いも実話です。
奇しくも、袂を分かつことになったクリスタル映像株式会社からデビューしていた「飯島愛」がTV「ギルガメッシュないと」で大ブレイク。
全裸監督の口コミは?
全裸監督の原作。
全て読み終わりました。800ページを超える凄まじい実話。恐ろしいエピソードに圧倒されるなか、なぜか励まされ、勇気づけられました。有難うございます。 pic.twitter.com/Sfl8EBCfb0
— ゆうま(ラッパー) (@yuma_k_0712) January 25, 2022
前向きになる内容なんですね♪
昨夜、夜通しで「全裸監督」を観て、ひどく圧倒されてたが、今朝起きてから「あ、これ実話だったのか」と思い出し、ググってみたら、今になって震える。主人公(村西とおる監督)の人生ハード過ぎるでしょ笑 pic.twitter.com/jOicPXwuyC
— 山内ゆーた🤖深圳ガジェットマーケター (@giver_yuta) February 4, 2022
夜通し見入ってしまう迫力とは、気になりますね!
まとめ
Netflixから全2シーズンの配信がされている「全裸監督」。
実際の物語を元にとてもドラマチックに見ごたえのある作品となっています。
まだ、見ていない人はNetflixに加入して観るだけの価値はあるのでおすすめです。
ブルーレイやDVDはAmazonで販売中です。
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