ティム・バートン監督が80年代に作った映画、それがこの「ビートルジュース」です。
ティム・バートンというと、「ナイトメアー・ビフォーア・クリスマス」や「チャーリーとチョコレート工場」、「アリス・イン・ワンダーランド」などで、現在もバートン独特の世界観でファンを魅了しています。
この「ビートジュース」はその彼がメジャーになるきっかけになった作品とも言えるでしょう。
出演はビートルジュース役にマイケル・キートン、幽霊カップル役にはアレックス・ボールドウィンとジーナ・デイビス、一風変わったティーンエージャー、リディア役にウィノナ・ライダーです。
「ビートルジュース」は怖いホラー映画?あらすじ(ストーリー)や内容ネタバレは?
「ビートルジュース」は怖いホラー映画?あらすじ(ストーリー)は?
若い夫婦、アダムとバーバラは田園風景が広がる小さな村の小高い丘の上に住んでいました。
ある日、彼らは車で買い物に出かけます。
しかし、道にいた犬を避けようして車ごと橋から川に落ちてしまいました。
ずぶ濡れで家までたどり着いたアダムとバーバラですが、何かがおかしいことに気がつきます。
あの事故からどうやって家まで帰ってきたのか覚えておらず、更には自分たちの姿が鏡に映らないのです。
アダムは家から出ようとしますが、玄関を出るとそこには見たこともない奇妙な砂漠が広がっており、大きな蛇のような怪物が現れました。
急いで家の中に戻るアダム。
そしてふたりは「新米死者用ハンドブック」と題した本が家に置かれているのを見つけました。
そこで、自分たちはあの事故で死んでしまって幽霊になり、どういうわけかこの家から出られなくなっているのだと気がつきます。
家は売りに出され、ニューヨークからおかしな一家が引っ越してきました。
予告編はこちら。
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マイケル・キートンと言えば同じくティム・バートンとの「バットマン」も必見です。
「ビートルジュース」は怖いホラー映画?内容ネタバレは?
元不動産開発業者のチャールズ・ディーツと彼の再婚相手で,おせいじにも才能があるとは言えない作品ばかりを造る彫刻家のデリア、チャールズの最初の妻との娘で、ゴスティックなファッションとメイクのティーンエージャーのリディアです。
デリアは引っ越してきてそうそう、インテリアデザイナーのオーソを呼びよせリフォームの計画を始めます。
アダムとバーバラは大事な家を守るため、ディーツ一家を脅かしこの家から追い出そうとしますが、一家には彼らの姿は見えず失敗に終わります。
仕方なくアダムとバーバラは屋根裏に退散しました。
そこで何やら自らをバイオ・エクソシスト、人間祓い師と名乗るビートルジュースという胡散臭い男の変なTVコマーシャルを目にします。
もちろんこのビートルジュースもこの世のものではありません。
その後、二人は後世社会のソーシャルワーカーのジュノのオフィスに相談に行きますが、家は自分たちで何とかするしかないと言われてしまいます。
コマーシャルで見たビートルジュースに頼んでみてはどうかと聞いてみますが、ビートルジュースはトラブルメーカーで彼にだけは関わらないほうがよいと忠告されます。
そんな中、リディアにはアダムとバーバラが見えることがわかり、3人は仲良くなります。
それでも、やっぱりこの家を取りもどしたいアダムとバーバラ。
ビートルジュースに相談を持ち掛けますが、下品で不潔で厚かましいビートルジュースに会ったふたりは、やっぱり彼に頼むのはやめることにします。
ある日、チャールズが友人を夕食に招きました。
アダムとバーバラはここで彼らを脅かすことが出来れば、この家を取り戻せると考え、バナナ・ボートの曲にのって彼らを操り、歌って踊らせましたが、結果これが逆効果。
チャールズはこの心霊現象を利用して、この村でお金儲けを始めようと計画します。
早速、チャールズは元上司マクシーにその話を持ちかけるため彼と彼の奥さんを家に招待しました。
そこでオーソは見つけた例の死者のハンドブックを使って、アダムとバーバラを呼び出そうとしますが失敗してしまい、現れたふたりはミイラのようになってしまいました。
リディアはアダムとバーバラを助けたいがために、自分がビートルジュースと結婚することを引きかえに彼に助けを頼んでしまいます。
ビートルジュースはマキシーと彼の妻、そしてオーソを追いだしてくれましたが、約束通りリディアは彼と結婚しなくてはなりません。
そんなことはさせまいとアダムとバーバラはビートルジュースに立ちむかいます。
そしてビートルジュースはついに砂漠に住むおかしな巨大ヘビに飲み込まれてしまい、リディアは救出されました。
そしてアダムとバーバラ、ディーツ一家はこの家で一緒に仲良く暮らしていくことになりました。
このホラーコメディ映画はダークなユーモアも満載です。
アダムとバーバラがデイズ一家を驚かそうとするシーンでは、自分の顔の皮をバッと剥いだと思ったら目玉がビヨーンと飛び出したり、バーバラがアダムの生首を手にしていたりします。
また後世ソーシャルワーカーのオフィスにいる面々も、彼らがいったいどういう死に方をしてこんな姿になっているのか、それぞれにストーリーがあり、それもまた怖おもしろいです。
ティム・バートン監督の初期の作品を知ることが出来る「ビートルジュース」は必見です。
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1か月間は無料で視聴できるのでとりあえず登録だけしてみるのもおすすです。
1980年代映画はこちらでも紹介をしているので併せてご覧ください。
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