本日は明日28日公開予定の「黒い司法 0%からの奇跡」をご紹介!
マイケル・B・ジョーダンが主演の今作、イアン・スティーヴンソン原作の映画化ですね。なんとロッテントマトオーディエンススコアが99%というすごい数値、ちなみにロッテントマトというのはアメリカの映画批評サイトでロッテントマトというのは「腐ったトマト」の意味で、昔は映画や劇で酷い芝居だった時に観客がトマトや野菜を投げつけたっていうのが由来のようですね。オーディエンススコアっていうのは一般のユーザーがあげたレビューの99%が肯定的で「観る価値あり!」と認めたもの、もう一つトマトメーターっていうがあるんですけど、こちらは批評家が付けるスコアで「黒い司法 0%からの奇跡」は88%でした。どちらにしても高評価なのは確実、まあ人種問題をテーマにした映画なので数値は上がりやすいかもしれないですね。
期待度は
★★★★…かなり評判が良いので観る価値あり
どんな映画なの?
簡単にいうと人種問題をテーマにした法廷ものの映画ですね。日本人の僕たちにはあまり馴染みがないんですが、先日ご紹介した「ゲット・アウト」(2017年)でも取り上げられていましたがアメリカの黒人に対する白人の差別意識というのは未だに問題として残っていて、特にアメリカ南部ではその色が濃いようですね。なので映画でもよく取り上げられる題材になっています。
原作はイアン・スティーヴンソンによる「黒い司法 死刑大国アメリカの冤罪」という題名で(これってすでにネタバレしてますよね邦題が)2014年に発売しております。原作が気になる方は下記で購入できますよ。
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中古でも出てましたね。
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「黒い司法 0%からの奇跡」の公式ホームページと予告編、概要はこちら
タイトル | 黒い司法 0%からの奇跡 |
原題 | Just Mercy |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2019年 |
上映時間 | 137分 |
監督 | デスティン・ダニエル・クレットン |
主役の弁護士ブライアン・スティーブンソン役にはロッキーシリーズの「クリード チャンプを継ぐ男」(2015年)で有名になったマイケル・B・ジョーダン、死刑囚のウォルター・マクミリアン役には「Ray/レイ」(2004年)でレイ・チャールズを完璧に演じてアカデミー賞主演男優賞に輝いたジェイミー・フォックス、受刑者の人権擁護活動をしているエバ・アンスリー役にはこれまた「ルーム」(2015年)でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンが務めてます。かなりの実力派の俳優陣を揃えてて演技で魅せる映画なんだな~というのが何となくわかりますね。
ジェイミー・フォックスの「Ray/レイ」とブリー・ラーソンの「ルーム」が気になった方は「Ray/レイ」はNetflixで観る事ができますでもブルーレイもかなり安い!560円!?「ルーム」はブルーレイかDVDがおすすめですね。
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どんなストーリーなの?
弁護士資格を取得したブライアン(マイケル・B・ジョーダン)は好待遇のオファーを蹴って、使命感からアラバマ州の人権運動に関わることに、アラバマ州刑務所の囚人の人権擁護活動を行っているエバ(ブリー・ラーソン)の援助もあってブライアンは個人事務を持ちます。1987年に18歳の白人少女の殺人罪として死刑宣告をされたウォルター(ジェイミー・フォックス)のニュースをしったブライアンは、この事件に確固たる証拠が何もない事を知ります。検察の誘導尋問で意図的に犯人にされたウォルターを救うべく、ブライアンは立ち上がるのです。
映画に説得力を持たせるアンドラ・デイによる主題歌「Amen」とサントラ
予告編で流れている楽曲が映像に説得力を持たせてますよね。これはアンドラ・デイという女性R&Bシンガーでなんと、あのスティービー・ワンダーに見出されたというものすごい新人さんです!いや~、さすがにうまいですよね、どことなく昔のモータウンのR&Bの要素も感じるそんな楽曲になっています。
そしてサントラもまた1980年代初期のR&B色が出てて生音で録音してる感じがすごく雰囲気でてますよ。ドラムとピアノの音が素敵!
挿入歌ではアラバマ・シェイクスのDon’t Wanna Fight(ドント・ワナ・ファイト)も流れているみたいですよ!下のアルバムに収録されています!
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海外からの評判とネタバレ、キャンペーン
キャンペーンに関してですが、ムビチケさんで本日までですがブルーレイが5本当たるキャンペーンやっていますね。
https://twitter.com/movieticketjp/status/1232455234242383873
さて、海外からの評判ですが好評ですね~。
「黒い司法は偏見、正義の説得力ある実話」
「今日悩み続けているアメリカの人種の痛みに関して真剣かつ重要な映画!」
「強力で思考を刺激する実話」
「黒い司法は、欠陥があり社会的に不均衡な法制度を思い起させます」
マイナスレビューとしては
「この映画は怒りや汚れ、恐怖が少なすぎる」
「人種差別を利用してお金を稼ごうとするとは汚い」
他のレビューも観ましたけど総じて高評価ですが、じゃっかん、人種差別や法廷ものとしてはいわゆる「ぬるい」箇所が多いという評価が多かったですね、ご都合主義にプロットを作っているというような意見がありました。
この手のジャンルは日本で大ヒットというのは難しいですが、おそらく良作として観て損は無い作品だと思います。既に試写会で観た方も「泣く」映画として認定していました。
最後に結末のネタバレ
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苦労の末、2度の挫折を味わいながらもブライアンはウォルター・マクミリアンを
無罪にする事が出来る、しかしブライアンは同じように苦しんでいる黒人の囚人たちが大勢いる事に
衝撃を受け、最後に原題のタイトルである「Just Mercy」(慈悲を)と呟いて終わるんですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました、 うろたん (@urotan51131875) でした。
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