「インデペンデンス・デイ」(1996年)や「GODZILLA」(1999年)などのSF大作を制作したハリウッドの破壊王ことローランド・エメリッヒ監督が、史実に基づいた戦争映画。
大いに期待できる作品になっていました。
日本人キャストも注目の超大作!なんだけど…賛否両論の作品!
なんと、北米版のブルーレイは字幕付きで日本のデッキでも再生可能なようです、付属のDVDはリージョンが違って観れないようなので注意です、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入可能です。
ミッドウェイのあらすじ
真珠湾奇襲攻撃から開戦となった太平洋戦争。
日本は、破竹の勢いで太平洋へ進撃します。
アメリカ本土空襲の足掛かりとなる前線基地を確保するため大日本帝国海軍はミッドウェー島攻略作戦を計画しました。
情報戦に長けていたアメリカ軍は、暗号解読からミッドウェー島攻略作戦を知ります。
米国海軍は日本海軍を迎え撃ち一発逆転をはかりました。
ミッドウェー海戦は日米の海軍機動部隊の総力戦となりその後の太平洋戦争の分岐点となったのです。
予告編はこちら。
映画「ミッドウェイ」のキャスト
戦艦大和に座船する海軍大将 山本五十六大将 - 豊川悦治
空母飛竜に座船する山口多門少将 - 浅野忠信
空母赤城に座船する南雲忠一中将 - 國村隼
内閣総理大臣・陸軍大臣 東条英機 - ヒロモト・イダ
昭和天皇 – ヒロアキ・シンタニ
第6爆撃中隊長(大尉)ディック・ベスト - エド・スクライン
太平洋艦隊情報主任参謀(少佐)エドウィン・レイトン – パトリック・ウィルソン
第6空母航空団司令 クラレンス・マクラスキー少佐 - ルーク・エヴァンズ
陸軍航空軍 ジミー・ドーリットル中佐 - アーロン・エッカート
ディック・ベストの妻 アン・ベスト - :マンディ・ムーア
後のミニッツ提督 チェスター・ニミッツ大将 - ウディ・ハレルソン
後のハルゼー長官 ウィリアム・ハルゼー中将 - デニス・クエイド
レイモンド・スプルーアンス少将 - ジェイク・ウェバー
後の米海軍元帥アーネスト・キング大将 - マーク・ロルストン
真珠湾奇襲攻撃で降格となった ハズバンド・キンメル大将 - デヴィッド・ヒューレット
日本側俳優陣は、山本五十六・山口多門・南雲忠一のほかは有名な日本人俳優が使われていないのは残念です。アメリカ側の俳優が多く出演していて、当時のアメリカ出の様子が多く描かれています。
映画「ミッドウェイ」の感想と評価
迫力の戦闘シーンがリアル感を上げているのに驚かされます。
実写とCGが巧みに組みあわされた迫真に迫るリアルな戦闘シーンは、まるで自分が戦場にいるようですね。
太平洋戦争に、おけるに日米双方の様子が余すことなくきちんと描かれていまが、アメリカ人の監督が描く太平洋戦争なので、どちらかと言うとアメリカの方が多く描かれているような気がしてなりません。
完全に、中立的に描くには日本側を描く監督がいないと無理でしょうね。
アメリカ軍は寝込みを襲われた真珠湾奇襲攻撃から敗戦が続き、背水の陣まで追いやられました。
しかし、ミッドウェイ海戦で勝利してから形勢逆転。
日本が勝てる戦を負けてしまい挽回できないほどの大きな痛手を追ってしまったのが敗戦の原因なのは間違いありません。
ミッドウェイ海戦前の日本軍は、開戦以来の勝戦で負け知らず。
そのせいで慢心していました。
当時の日本軍の暗号は、アメリカ軍にすぐに解読されるほど簡単で、軍の情報も一般市民が知るほど筒抜けだったとか。
もう、戦勝気分で慢心していたのはまちがいありませんね。
アメリカ軍は、まさかの真珠湾奇襲攻撃で不意打ちをくらい一気に戦力ダウン。
日本軍に、圧倒されていました。アメリカ軍のヒコーキ野郎・ベストがなかなか粋でカッコよく描かれているのが印象的です。
山本五十六と山口多門が、南雲忠一を危惧する場面が描かれています。
事実、ミッドウェイ海戦では戦闘機の魚雷と爆弾の軍装の入替を数回やらせたためにアメリカ軍に反撃することが出来ずに敗戦してしまいました。
個人的には、沈みゆく艦とともに運命を共にする山口多門がとてもいたたまれません。
それに引きかえおめおめと沈みゆく艦から逃げ出した南雲忠一。
後方から無線で指示するだけの山本五十六はかなりクールに描かれています。
やはり、国力の差からいずれはアメリカに形勢逆転されると悟っていたのでしょうね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!うろたんでした!
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