パラサイト 半地下の家族はパンフレットも忘れずに購入しよう!ネタバレ 感想

どうも、うろたん  (@urotan51131875) です!

今日は「パラサイト 半地下の家族」です!アカデミー賞4部門(作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞)を受賞した、歴史的作品となった今作。アカデミー賞初の非英語作品の受賞とあってかなり話題となっている作品です。

控えめに言ってもおススメ度はこちら

★★★★★…必ず観るべき!

とにかくすごい映画ですよ。

どんな映画なの?

それではさっそく映画の概要に関してご説明。

タイトルパラサイト 半地下の家族
原題Parasite
製作年2019年
製作国韓国
上映時間132分
監督ポン・ジュノ

監督を務めたポン・ジュノ監督は「スノー・ピアサー」(2014年)や「グエムル‐漢江の怪物‐」(2006年)でも有名な韓国を代表する監督ですね。

今回、題材に選んだのはいわゆる貧困層の家族。世界中で格差社会が叫ばれていて富を持つ者と持たない者の差が激しくなっている現代を象徴した作品では無いでしょうか。同じ時期にアメリカでも「ジョーカー」(2019年)で貧困に悩む白人男性を演じたホアキン・フェニックスがアカデミー賞主演男優賞を受賞した事も映画界でも格差社会の問題を扱う事がトレンドになっている証なんだと思います。

韓国では昨年公開されて観客動員が1000万人を突破する大ヒット映画となりました。

内職で生計を立てているキム一家

あらすじに見える韓国の貧富の差

どんな物語かというと、主人公は貧しい一家。

キム・ギテク(ソン・ガンホ)は一家の父、キム・ギウ(チェ・ウシク)は息子、キム・ギジョン(パク・ソダム)は娘、キム・チャンスク(チャン・ヘジン)は妻という4人の家族が貧しいアパートの半地下に住んでいます。

家族は全員失業中でピザの箱を作る内職でなんとか生計を賄っているような生活をしているんですね。そこへギウの友人で有名大学に通うミニョク(パク・ソジュン)が山水景石という富をもたらしてくれるという大きな石を持ってきてギウへ渡すんです。一緒にお酒を飲んでいるとミニョクが留学をするのでバイトでやっている家庭教師の後釜にギウを紹介したいと申し出るんですね。

その家庭教師先がパク家。パク・ドンイク(イ・ソンギュン)はIT会社社長であり一家の父で、パク・ヨンギョ(チョ・ヨジョン)は天真爛漫な性格の妻であり母親、パク・ダヘ(チョン・ジソ)は高校生の娘で彼女の元へギウは家庭教師に来ることになるんです。パク・ダソン(チョン・ヒョンジュン)小学生で落ち着きがない性格だけれど母親のヨンギョは彼に芸術の才能があると思っているんですね、お金持ちの家なので家政婦もいてムングァン(イ・ジョンウン)といいます。

ギウはパク家の家庭教師になる事に成功しここからキム家の「パラサイト」が始まります!

ギウは知り合いで芸術に詳しい学生がいるといって、ギジョンを紹介し、ギジョンは良い運転手がいるからとギテクを紹介し、ギテクはいい家政婦がいるからとチャンスクを紹介して、いつの間にかキム一家がみんなパク家で働く事になっちゃうんです。

このやり取りはとても面白くて最初の1時間は本当にコメディタッチで描かれているんですね。

パク家の息子のダソンのために、キャンプへ家族で行ってしまうパク家の人々、誰もいなくなった豪邸でキム家の4人が宴を開始しちゃうんです、「俺たちはみんなこれで働いているんだ」と喜び酒を飲んでいると…

解雇された家政婦ムングァンがインターフォンを押しているじゃないですか!?

彼女が言うには地下に忘れ物をしたので取りに来たと…仕方が無く後釜の家政婦として働いているチャンスクがカギを開けて中へいれると、なんと地下室にはさらに地下に降りる階段が…そこにはムングァンの夫であるグンセ(パク・ミョンフン)が住んでいたのであった…

ダヘと家政婦のムングァン、ギウ


 

パンフレットに記載された監督からのメッセージ

この映画のすごいところは、結末であるいわゆるネタバレの情報がかなり少ないという事。

映画を観る前は何で結末をみんな語らないんだろうと思っていましたが、パンフレットを買ってみてその理由がよくわかりました。

ポン・ジュノ監督が1ページを使ってこの映画のネタバレをしないように注意しているんです(笑)

ありそうで無かったパンフレットの使い方ですよね。もちろんパンフレットにも結末は書いてませんし、映画を観た人だけが結末を楽しめるような仕掛けがなされていたんですね。

是非パンフレットを購入して、監督のこの映画に対する熱い想いを読んでいただきたいと思います!



ネタバレ及び感想

パク家とキム家、パク家豪邸にて

とはいいつつも、ネタバレしちゃいます(笑)

パク家の地下に住んでいたグンセと妻のムングァンはパク家に出入りするみんなが家族だと知ってしまいそれをネタに動画を撮るんですね。そこからキム家のみんなはその動画の入った携帯を奪い取ろうと必死になってなんとか奪い取る事に成功するんです、外は嵐になっていてパク家はキャンプをキャンセルして急に家に戻ってくるという展開、キム家は一丸となって証拠を隠滅して、グンセとムングァンをまた地下に閉じ込めちゃうんです。

パク家は息子のダソンの誕生日会を催すんですが、地下が気になったギウが行っちゃうんですよ。もうそこからはちょっとしたホラーです、グンセがギウが持っていた石でギウを殴って、そのあと、キッチンの包丁を持ってパーティーが行われている庭へ、そこにいたギジョンを刺しちゃうんです、それを見たギテクとチャンスクはグンセを取り押さえて殺すんですが、グンセの下にパク・ドンイクの車のカギがあって、それをドンイクが取ろうとするんですけど、ここがキモなんですね。

実はこの映画は「臭い」がキーワードになっていて、キム家のみんなには同じ「臭い」がするというです。干からびた大根のような、貧民層の持つ生活臭がパク家の人には悪臭に感じてしまうんです。

最初にそれを警告してくれるのはパク家の息子ダソンなんですね。彼は自分の家に出入りする4人が「同じ臭い」だという事に気付いているんです。

話は戻りますが、ドンイクが車のカギを取ろうとする時、グンセの体からも同じ「臭い」がするんです、それに耐えられないドンイクは鼻を摘まみながらカギを取るんですね。それを見たギテクは富裕層に対して急な憤りを感じてしまうんです。その憤りは色々な感情が含まれていて貧しい自分達への憤りもあるんですね、この瞬間に富裕層である強者が弱者である貧困層に殺されてしまうんです。

このシーンをとてもショッキングに描いているのはこの映画の最重要シーンであるという監督の想いが伝わってきましたね。

そしてエンディングへと繋がるんですが、そこからは後日談的な話で最後のオチとしてはドンイクを殺してしまったギテクは今度は自分が地下室に潜って地下生活を始めてしまうというもの。

ドンイクはグンセに自分と同じものを感じてしまったんでしょうね。

映画としてみたときにバランスのとり方が絶妙だと感じました。

ブラック・コメディの要素を多分に盛り込みながらもメリハリの利いた展開で観ている人を飽きさせなく、次はどうなるんだろう?とドキドキさせちゃう技術は一級品です。

はっきり言ってハリウッド映画のような予算もかけていないのにこういう映画を作る事ができるんだと改めて感じました。脚本と監督の技量、役者の演技がすべて完成された作品です。文句のつけようがないですね。

必ずこの映画は観てほしいと思います、映画館じゃなくても配信やレンタルでも良いので観てください!

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最後まで読んでいただきありがとうございました、 うろたん  (@urotan51131875) でした。

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