『嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラーの教え」』は20世紀初頭に心理学の分野で活躍したアドラー心理学をわかりやすくまとめられているものです。
この嫌われる勇気というタイトルはとても惹きつけられものですがどんな意味なのでしょうか?
人間が生きていく中で必ず悩みは生じてしまうものですがアドラーはこの原因を対人関係であるといいます。
承認欲求という他人から認められたいという気持ちから嫌われたくない、ほめられたいと思い、いつしか嫌われないように立ち回るすがたは不自由極まりないものです。
つまり対人関係から生じる問題を解決し、悩みを解決するには嫌われる勇気を持てということなのです。
このことを5つの章に分けて説明してあります。
「嫌われる勇気~自己啓発の源流「アドラー」の教え~」のネタバレ感想!わかりやすく要約すると結局どういう事なのかを紹介していきたいと思います!
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1章 「目的論」
すべての結果には必ず原因があるという原因論という言葉を聞いたことはありますか?
ですがこの考え方だと、既に未来は決定してしまっていることになります。
過去の経験は変えられないが、今から未来への目的は変えることができます。
これを目的論といいますが、つまり未来は過去の経験からではなく、今から持つ目標によって決定されるというものです。
そのためアドラー心理学では「これまでの人生に何があったとしても、これからの生き方に何の影響もない」と教えています。
2章 「優越性」
先ほど述べたように悩みはすべて他者からくるものなのでアドラーは「宇宙に他者がいなくなり、自分一人になれば、あらゆる悩みも消え去るだろう」と断言します。
人は優越性の追求をしがちですがこれにより競争が生まれてしまいます。
競争が発生してしまうと、周りの人すべてが敵に見えてしまう恐ろしい世界になってしまいます。
そこで比較対象を他人ではなく自分にすることで向上しつつ他人が味方になる平和な世界になります。
3章 「承認欲求の否定」
あらゆる問題を解決し自由に生きる方法をここでは語っています。それが承認欲求の否定です。
他者から嫌われないように生きいつしか他者のために生きてしまうから不自由になるのです。
しかしながら人間は他者の期待に応えたり要求に応じるために生きているわけではありません。それを解決するのが課題を分離することです。
課題の分離では他人の課題に介入しないことが大切です。
親が子に勉強をしなさいと指示しても子供はやらないのは世の常ですよね?
つまり勉強をするのは子供の課題なのでそこに介入してはいけないということで、親がすべき課題は子供を信用し勉強できるようにサポートすることなのです。
4章 「共同体感覚」
共同体感覚とは他人を仲間とみなし、自分はそこにいてもいいと感じられる状態のことです。
先ほどの課題の分離ができていないと、自分が他人からどう見られているかばかりを気にしてる生き方となりとても不自由な生活になってしまいます。
自分は他者に何ができるか?
という考えを持つことで他者への貢献を第一に考えられ、そこに自分は共同体の中にいる所属感が生まれてきます。
5章「生きる意味」
生きている限り幸福になろうとするのが当たり前だと思います。
今回の嫌われる勇気における幸福感とは貢献感です。
ただ承認欲求から得られた貢献感には自由がないのでアドラーの言う貢献感とは異なります。
貢献感というのは先ほど言った共同体感覚による誰かの役に立っているという実感のことなのです。
共同体感覚というのは自分も読んでいて理解するのにかなり時間がかかりました。
ただやはり他者から嫌われたくないから行動しているという考えにはだれしもドキッとしてしまうのではないでしょうか?
自分なりにこの内容をまとめてみると
・考えの中心を自分にしよう!
・他者からどう影響を与えられるかではなく、他者に何ができるかをかんがえよう!
ということがこの本では言いたかったのかなと思います!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!うろたんでした!
音楽とサウナが好きすぎて自身のブランドを設立しました!「Primal Blue」のホームページもよろしくお願いいたします。
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