日本時間の4月20日からNetflixで「マイケル・ジョーダン:ラストダンス」というドキュメンタリーの配信が始まりました!
バスケット界の神様として今なお人気の高い「マイケル・ジョーダン」。NIKEの「エア・ジョーダン」ブランドはバッシュブームの火付け役としてとても人気がありますよね。
特にマイケル・ジョーダンが在籍した「シカゴ・ブルズ」での1990年代の6度の優勝は日本でも「NBA」ブームを起こし、1992年の「バルセロナオリンピック」でのドリームチームや「3on3」の人気などすごいものでした。
この頃には週刊少年ジャンプの黄金期と重なっており、井上雄彦氏のバスケット漫画「スラムダンク」もまた一大ブームとなり今でも人気の漫画として語り継がれております。
僕も元々バスケ部でどっぷり学生時代にこのブームに乗ってました!
そんな常に栄光の道を歩んでいた「マイケル・ジョーダン」が実は1997年~1998年の6度目の優勝になるかとういシーズンにチームの苦悩と戦っていたという衝撃の真実が語られているのが今作です。栄光と挫折の両方を味わったマイケル・ジョーダン。
今まで誰も知らなかったバスケットの神の苦悩を知る貴重な映像なので必見ですね!
ネタバレや登場人物と海外の評判はを紹介したいと思います!
バスケットの神様「マイケル・ジョーダン」とは?
NBAが生んだ最高のバスケットボールプレイヤー「マイケル・ジョーダン」
彼の人気は引退をして17年経った今でも語り継がれており、NBAで彼を超える事が出来るほどの選手はまだいないといっても過言では無いでしょうか?
先日、飛行機事故で亡くなってしまったNBA選手のコービー・ブライアントも彼に近づいたスター選手でしたが、残念ながらマイケル・ジョーダンを超える事はできませんでした。
マイケル・ジョーダンは15年の選手生活で10回の得点王に輝き、まさに最強のスモール・フォワードとして君臨しました。
バスケットボールは身長の高い人が有利なスポーツですが、当時NBAで2mを超える選手がたくさんいる中、
マイケル・ジョーダンは198㎝とそれほど長身の選手では無かったんです。
しかし、彼の持つ驚異的な身体能力から繰り出されるジャンプは
「まるで空を飛んでいるかのよう」
とまで、言わしめるほど滞空時間が長く、彼の異名をとって「エア」と言われるようになったんです。
NIKE(ナイキ)はマイケル・ジョーダンとい専属契約をし彼の異名「エア」を取って「エア・ジョーダン」というシューズを開発します。
この「エア・ジョーダン」シリーズは彼が有名になればなるほど人気が爆発して、「エア・ジョーダンⅤ」でその人気は確率したものになりました。
日本でも先述の漫画「スラムダンク」の流川楓が履いているシューズとして注目を集めましたね。
1992年のバルセロナオリンピックではアメリカ代表として「ドリームチーム」と言われたメンバーの一人になり、活躍をしました。マジック・ジョンソンやラリー・バード、ブルズのチームメイトのスコッティ・ピペンと一緒に金メダルを簡単に獲ってしまったんです。
当時、学生の夏休みとなる8月にバルセロナオリンピックは開催されており、NHKのBS放送で連日バスケットボールが放送されていたのが懐かしいです。
その時はオリンピック用に「エア・ジョーダン」も発売されて「エア・ジョーダン7オリンピック」としてものすごいプレミアがついたのを覚えております。
復刻版は楽天でも販売していますね。
しかし、そんな栄光の道を進むジョーダンでしたが、1993年に世界中を驚かせるニュースがあったんです。
彼の父親が強盗に襲われて亡くなってしまうんです。悲しみに打ちひしがれたマイケルは引退を決意します。マイケルは父親の夢だった大リーグの選手になるためシカゴ・ホワイトソックスに入団するんですね。
スポーツ選手としてまさか2つもの競技をやるなんて事は前代未聞、しかもバスケットの神様が野球をする事に世界中が驚きました。
しかし、バスケットボールでは神様でも大リーグの選手としては残念ながら活躍が出来ませんでした。
マイケル・ジョーダンは1995年にNBAに復帰、もちろんシカゴ・ブルズで再度プレーしました。
この時はバスケット関係者が見ても
「さすがにバスケットの神様でもブランクがあり、優勝は無理だろう」
そう考えたんですね。
しかし、バスケットの神様はそんな普通の次元では無かったんです。
復帰したその時にまたもシカゴ・ブルズを優勝へ導きます!
そこからマイケル・ジョーダンの2度目の黄金期が開始されます。
3年連続でチームを優勝に導き、通算6度のNBAリーグ優勝を飾ります。
まさに、伝説となった瞬間でした!
今でも人気の「エア・ジョーダン」シリーズ!特に人気は下記のモデル!楽天で発売してますよ!
ドキュメンタリー「マイケル・ジョーダン:ラストダンス」ネタバレや登場人物
今回のNetflixのドキュメンタリー「マイケル・ジョーダン:ラスト・ダンス」は1997年~1998年の6度目の優勝を狙うマイケルとシカゴ・ブルズに焦点を当てた作品です。
5度目の優勝の後のブルズの経営陣とマイケルやピペン、デニス・ロッドマンといった選手たちとの確執やケガ、監督フィル・ジャクソンと経営陣との不仲について今まであまり語られていなかった真実を観る事ができる貴重な映像になっています。
マイケル・ジョーダン本人にインタビューしているのはもちろん、監督フィル・ジャクソンやチームメイトのスコッティ―・ピペン、デニス・ロッドマンやスティーブ・カーといった選手からも貴重なコメントをもらっています。
今ではシカゴ市民となっているアメリカ前大統領のバラク・オバマ氏のインタビューも入っていたりと見どころ満載なんですね。
第1話はまさにマイケル・ジョーダンが97年のシーズンをいかに優勝へ導いたかを本人のインタビューから読み解きます。
チームの経営陣は新しいチームにしたい考えを示しており、ジョーダンは今までのメンバーでもう一度優勝をしようと考えているため、大きな溝ができるんですね。
こんなにもバスケの神様が悩んでいたのかと驚くこと間違いなしです!
第2話ではジョーダンの右腕と言っても過言では無いスモールフォワードのスコッティ・ピッペンが中心になっています、僕も知らなかったんですがあれだけNBAでも活躍しているスター選手なのに実は契約上それほど年棒をもらえていなかったという事実は驚きでした。
そこに不満のあったピッペンが足の怪我を理由にブルズから他のチームへのトレードを希望したりする葛藤は子供の頃には知らなかったブルズの暗黒面を見たようで苦しかったです。
第3話ではスラムダンクの主人公、桜木花道のモデルにもなったデニス・ロッドマンに焦点が当てられていて、いかにロッドマンが破天荒だったか、それをジョーダンとピッペン、ヘッドコーチのフィル・ジャクソンが寛容に迎えていたかがわかる面白い回です。
第4話ではヘッドコーチのフィル・ジャクソンが主役で、なかなかヘッドコーチがどんな人かは普通の人はわからないと思うのですが、いかにフィル・ジャクソンが名監督なのかがわかるエピソードが満載ですね。
第5話はエア・ジョーダンとして不動の人気を確立したジョーダンが悩み、葛藤していた事がわかる回です。
1990年代を代表するアイコンとなったジョーダンですが、世間から求められる「紳士」なスポーツマンという姿と本来の自分の姿のギャップに悩み、けっこう嫌なジョーダンの一面を見る事ができます。
第6話は5話とも繋がるのですが、ジョーダン当時のゴシップを中心に進みます。日本に住んでいた僕たちにはあまり知られていない「ギャンブル依存」の疑いなんかが取り上げられていて結構ショッキング!
知らないジョーダンを見る事ができます。
第7話では1993年の3連覇後にマイケル・ジョーダンの父親が事件により亡くなり、ジョーダンもブルズを引退して野球をやり始める事が中心に描かれています、当時僕もびっくりしたニュースだったので記憶していますが、バスケでは神様でも野球ではメジャーリーグに通用しなかったんですよね。
そして、ジョーダンを周りのチームメイトがどう思っていたのかがわかる回で、これまたショッキングな内容です、NBAというバスケットボールの世界で6回も優勝に導くというがどれほど大変でリーダーだったジョーダンが嫌われ役を背負っていたのだという事がわかります。
第8話では一度引退をしたジョーダンが再びブルズに入団をして4度目の優勝をするまでが描かれています。今では幻となった「45」のユニフォーム姿のジョーダンも観る事ができる貴重な映像満載です。
たしかにこの頃のジョーダンは調子が良く無くて全然シュートが入らないイメージでした。
第9回は1997年のユタ戦でユタのホームでの事件が語れます。
当日、深夜におなかが減ったジョーダンがホテルからピザを頼んだんですが、そのピザには毒が盛られていたようなんです。
夜中に吐いたジョーダンはインフルエンザに似た症状になってしまい、その状況で第5戦を迎えるという過酷な状況。
しかし、バスケの神様はそんなものをも超えてしまうんですね…おそるべし。
また、1997~1998シーズンのスティーブ・カーにも焦点をあてており、ジョン・パクソンの後釜としてポイントガードを担ったカーがいかにしてブルズに必要なプレイヤーになったかがわかります。
余談ですが、カーは今ではゴールデンステート・ウォリアーズのヘッドコーチになっていますよね。
そして最終話の第10話はもうほんと感動しますよ。98年のチャンピオンにブルズがなる瞬間を収めているんですが、ユタ・ジャズとの第6戦でピッペンが背中を負傷しながらも満身創痍で戦い、最後の30秒でジョーダンが最高のジャンプショットを放つんですよね…過去の事なのでドキドキしてたまりません!
今回のドキュメンタリー「マイケル・ジョーダン:ラストダンス」を10話観て、ジョーダンが思い描いていた人物像とはちょっと違った事も含めてやっぱり彼を超えるバスケットボールプレイヤーは未だに登場していないんだなと実感します。
世界中のファンがいるNBAですが、マイケル・ジョーダンがいなければこれほどメジャーになっていたでしょうか?
特に日本のように身長や身体能力、環境に欧米と比べてハンデがある国でこれほどバスケットボールがメジャーなスポーツになったのはマイケル・ジョーダンがいたからだと思います。
そして、2020年日本人としてNBAドラフトを勝ち取った八村塁選手が日本にとってのマイケル・ジョーダンになってくれる日を期待したいところですね。
スラムダンクでいう赤木キャプテンのようなイメージですね、本当にバスケが好きじゃないならついてこれないくらい厳しかったようです。
僕もバスケットマン時代を思い出しながらワクワクして観ております!
バスケットボール好きはもちろん、スポーツ好きな人には共通する面白さがあると思います。
また、「スラムダンク」が大好きで「流川楓」のモデルとなった「マイケル・ジョーダン」がどんな人物なのかを知るのにもいいですね、ちなみに桜木花道は同じチームメイトのデニス・ロッドマンがモデルと言われております。
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ドキュメンタリー「マイケル・ジョーダン:ラストダンス」海外の評判は?
「ラストダンス」の海外の評判はどうなんでしょうか?
ロッテントマトから見てみましょう!
ロッテントマトとはアメリカの映画批評サイトで映画の面白さを図る上でとても役に立つサイトです。批評家や一般のレビューもあり多くの映画人が参考にしております。
評論家の評価の数値トマトメーターも一般ユーザーの数値オーディエンスメーターも97%!!
これはかなり高い点数です、長名作だと認識されてます!
IMDbの方はどうでしょうか?IMDbとは、Amazonから提供されているインターネット上での映画のデータベースになり、洋画作品などはこの数値を見て星が多いほど評価が高い映画だといえます。こちらも星10個満点で9.5個とほぼ満点!必ず見て欲しい作品と言えます!
かなり、評価の高い作品なのでバスケットに今まで興味が無くて八村塁選手が話題になってバスケットに興味を持った人にもおすすめです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!うろたんでした!
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