京都市、五条楽園と呼ばれる旧遊郭地帯の街角にたたずむ、レトロな建物が特徴の「サウナの梅湯」。
目の前は情緒あふれる高瀬川が流れる木屋町通り、古き良き京都の下町の雰囲気が色濃く残るエリアです。
創業は明治時代と伝わっていて、京都でも最古参の銭湯の一つ。
一時は赤字経営が続き廃業寸前のところを、現経営者である湊三次郎さんが経営を引き継ぎ、見事素晴らしい銭湯に復活させました。
ドラマ「サ道」で紹介された影響もあり現在では大変人気のある施設です。
サウナグッズブランド「PrimalBlue」を運営しております。
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「サウナの梅湯」基本情報
外観のネオンサイン、木製ロッカーや昭和初期のモダンなタイルといったレトロ好きにはたまらない雰囲気。
オーナーやスタッフの心遣い、銭湯やサウナへの愛があふれている施設です。
アクセスはJR京都駅から徒歩15分、京阪七条駅から徒歩7分。
駐車場はありませんが近隣にはコインパーキングがあります。
地図はこちら。
〒600-8115 京都府京都市下京区岩滝町175
営業時間&入浴料金
営業時間 14:00~26:00(日曜日は6:00~12:00、14:00~26:00)
定休日 木曜日
入浴料金 450円(サウナも利用できます)
※京都の銭湯によく見られるのですが、入浴料金でサウナが利用できるのでとてもお得です。
「サウナの梅湯」館内紹介
・エントランス
のれんを潜り抜けると入口左手に受付があり入浴料を支払うシステム。レンタルタオルも30円で借りられます。正面にはオリジナルのタオルやTシャツ、ステッカーなどのグッズが販売されています。どれも渋くて独創性のあるデザインなので、お土産にするのもいいでしょう。
・脱衣所
天窓から光が差し込み、天井も高いので解放感があります。しっかりと掃除が行き届いていますので清潔感があり、築年数を感じさせません。天井にあるステンドガラス風の照明も見どころの一つです。
・お風呂
浅風呂、深風呂、電気風呂、薬湯と銭湯にしてはバリエーションが豊富。京都の地下水を薪で沸かしたお湯はとても柔らかで、ゆっくりと湯船につかっていられます。洗い場にシャンプーやボディソープも備えてあるのもうれしいポイント。
「サウナの梅湯」のサウナ
・ドライサウナ
入口付近にあるサウナマットを持って入る。室内はそれほど広くはありませんがヒノキのいい香りに包まれています。木製のベンチは一段で6~8人程度が座れるスペース。テレビはなく心地よいジャズがBGMとして流れています。ドラマ「サ道」でも取り上げられていましたが、壁面にあるモダンなデザインのタイルも見どころのひとつ。体感温度もそれほど高くないので、じっくりと自分のペースで汗をかくことを楽しめます。
・水風呂
地下水を利用した水風呂は水質がとてもまろやか。水温は17度前後、男湯では岩張りの壁面から滝のように水が流れているのが特徴です。水深も十分に深く、サウナで火照った体をしっかりと冷やすことができます。
・休憩スペース
残念ながら専用の“ととのい”スペースはありませんが、洗い場の椅子や浴槽の縁に腰かけて休憩できます。
「サウナの梅湯」感想
現在の経営者である湊さんが「サウナの梅湯」の経営を引き継いだのは湊さんがまだ25歳の時。
さまざまな困難や苦労があったと思いますが、湊さんのサウナや銭湯に対する熱い思いや、新しい発想に多くの人が共感して現在の「サウナの梅湯」が形作られていると感じました。
サウナ室はそれほど広いわけではなく、最新のサウナストーブなどの設備が充実しているとは言えません。
しかし、明治時代より受け継がれる歴史や風情がある町のたたずまい、レトロデザインの建物など「サウナの梅湯」は魅力にあふれています。
そして何より地域にしっかり定着して、町の銭湯として多くのお客さんに愛されている「サウナの梅湯」。
この先もずっと続いてほしいまさに“エモい”施設です。
当ブログは
サウナグッズブランド「PrimalBlue」を運営しております。
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サウナ施設に関してはこちらの記事でも紹介をしているので併せてご覧ください。
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