ついに公開された「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」!
これまでのシリーズ最新作にして2部制となった大作映画のあらすじやネタバレ感想を含めてお伝えしていきます。
トム・クルーズ主演「ミッション・インポッシブルシリーズ」とは?
映画「ミッション:インポッシブル」シリーズは、ブルース・ゲラーによって製作され、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントとそのチームが、様々な脅威から世界を救うため、様々な高難易度のミッションに挑むシリーズです。
前回は2018年公開の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』だったので、今作の「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」は約5年ぶりの作品になります。
予告編はこちら。
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」の見どころは?
今回のミッションインポッシブルの見どころは何と言っても、主演のトム・クルーズの体を張ったアクションです。
CG全盛の時代、ヒーローものはすべてCGを使って派手なアクションを繰り広げるなか、昔ながらの実写スタントシーンを重視したアクションは必見です。
すでに還暦を迎えたとは思えないトム・クルーズの若さ溢れるアクションは見ものです。
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」ネタバレ感想
今回はとても興味深いシナリオになっており、簡単に言ってしまえば「ターミネーター」の世界観を「ミッション:インポッシブル」の中に持ってきた感覚と言えるでしょう。
世界でもChatGPTなどAIの技術が著しく発展する中で、ついに「IT(それ)」と呼ばれる人工知能により、すべて計算されまさに「予言」と言えるような知能を持ってしまったものを誰が扱うのかを巡って国を巻き込んだ戦いになります。
「IT(それ)」を操る事ができるのはまさに「鍵(カギ)」です。
二つのカギをつなげ合わせる事で制御可能なAIのカギをAI側と各国、そしてイーサン・ハント(トム・クルーズ)のチームで奪い合うという図式です。
AIによって世界が終末を迎えてしまう前にイーサンはそのカギでAIを破壊しようと試みます。
現在の映画業界に向けて発信しているようなシナリオがとても面白い。
CGを皮肉っている感じがとても出ている映画です。
ちょうど、アメリカでは俳優業界によるストライキも開始しており俳優たちはコンピュータで顔をスキャンしてあとはCGがかってに演技をするような昨今の映画制作などに対して反対をしております。
主演のトム・クルーズも今回の日本プレミアには急遽出席ができなくなるというほど、事件になっております。
ミッション:インポッシブルはトム・クルーズが敢えてCGを最小限に抑えて彼の体を張るアクション、演技が見どころということもありこのシナリオにはとても興味深いものがあります。
物語の進み方としては今までのシリーズとそれほど変化はなく、ドタバタアクションと謎解き、コメディ要素を巧みに融合した作品でシリーズを見たことが無い初見の人でもそれほど違和感は感じなく観ることができます。
古き良きハリウッド映画の良さをちゃんと映画としてアップデートしている事で、若い人から上の世代も楽しめる作品ですね。
今回の要となっている崖からバイクでイーサン・ハントが飛び降りそこからパラシュートで汽車に乗り込んでいくシーンはとても還暦過ぎた人のアクションではない、すばらしいシーンです。
2部作ということもあり、かなりシナリオとしては長く今作も2時間半あるのですが、とにかくアクションの連続なので飽きる事なく鑑賞できるのは「さすが!」の一言です。
IMAXで視聴しましたが、迫力を考えると通常の映画館よりもIMAXでの視聴をおすすめします。
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