9月に入って非常に強い台風10号ハイシェン(Haishen)が日本列島に近づいてきております。
9月5日にはかなり勢力を拡大して最大瞬間風速は80m/sで進んでいき、6日には奄美諸島近海を通過するとみられています。
今回は台風の進路予想を「Windy」や米軍(JTWC)、そしてヨーロッパ(ECMWF)を紹介していきます。
「Windy」での台風10号ハイシェン(Haishen)のリアルタイム情報
まずはウェザーサイトの「Windy」でリアルタイムの台風10号ハイシェンの様子をみていきましょう。
九州には6日から7日朝に接近をしてその頃には中心付近の最大瞬間風速60~70m/s程度になる予想です。
4日の22時時点では沖縄にだいぶ接近しているのがWindyで確認です。
また、気を付けなくてはならないのは既に九州で5日午後4時から7日にヤマト運輸では集配業務を段階的に停止をすると発表がありました。
宮崎県と鹿児島県の両県は5日午後4時から7日まで、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本、大分は6日の午後4時から7日まで集配業務を停止するのでお気を付けください。
九州に向けての発送も配達日や時間指定が出来なくなります。
また、5日の空の便も欠航が決まっています。
沖縄県や九州南部の空港の発着が4日の時点で84便の欠航が決まってます。
台風10号の4日21時の時点の勢力に関しては下記をご覧ください。
名前 | 台風10号(Haishen) |
中心気圧 | 925hPa |
風速 | 50m/s |
最大瞬間風速 | 70m/s |
米軍の「JTWC」での台風10号ハイシェン(Haishen)の進路予想
次に米軍の「JTWC」で進路予想を見ていくことができます。
9月4日の台風の状況が上の図です。
日本に接近しているのがわかります。
図の見方は06/06となっているのが、6日の6時の予想になります。
予想進路を見てみると9月7日までは日本列島に被害がありそうですが、8日には中国大陸に抜けていくと思われます。
今回の台風10号は伊勢湾台風(昭和34年)に匹敵する勢力になると予想されていて、台風による水害や停電、家屋の倒壊など十分に警戒が必要です。
NHKの予想図を見てみると「JTWC」と酷似している予想だというのがわかります。
最も日本に被害を与えるのが7日の朝から午後にかけてになりそうです。
ヨーロッパ(ECMWF)の予想
最も信ぴょう性が高いと言われているヨーロッパ中期予報センターの進路図はどうでしょう。
5日の午前9時
風速は中心部にかけて上の色分けで80m/sに近くなっています。
6日午前9時
6日の午前9時頃は沖縄県から奄美諸島の真上に位置しているのがわかります。
7日午前9時
7日に九州北部に中心が来ており、かなりの勢力で九州地方では河川の氾濫や高波、土砂崩れや家屋の倒壊に気を付ける必要があります。
8日午前9時
8日の午前9時では日本海側にかなり広範囲に台風の影響を受けそうです。
時間が午前9時になっているのは、ヨーロッパでの午前0時の予報は日本での午前9時の予報になるためです。
台風10号ハイシェン(Haishen)の名前の由来や意味は?
台風10号ハイシェンの名前の由来や意味は何でしょうか?
2000年に「台風委員会」によってつけられてアジア名の1つで順番は72番です。
命名国は中国で、「ハイシェン」は「海神」という意味です。
台風の名前に関しては「台風委員会」という日本を含めて14か国が加盟している国々であらかじめ用意している140の名前を台風の順に使用しており、140まできたらまた1から繰り返しをして使用されており「ハイシェン」は72番という番号になっています。
台風10号ハイシェン(Haishen)まとめ
以上が台風10号ハイシェン(Haishen)の進路予想や名前の由来になります。
まとめると下記になります。
・中心気圧は925hPa(ヘクトパスカル)で伊勢湾台風(昭和34年)に匹敵する勢力
・日本列島には6日から7日に九州地方に最も近づき、高波や河川の氾濫、家屋の倒壊、停電に注意が必要。
・9月8日には中国大陸に抜けていく進路予想。
・ハイシェン(Haishen)の名前の由来は中国語の「海神」という意味。
災害のために家に防災セットを準備しておきましょう。
Amazonや楽天で販売しています。
Amazonはこちら。
防災セット 2人用 防災グッズ 16点 保存食 2日分 CAPTAIN STAG 2WAYキャリーバッグ リュック
楽天はこちら。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!うろたんでした。
コメントを残す