映画「鬼滅の刃 無限列車編」が社会現象を起こしており、映画業界を席巻しておりますが、その中で注目の邦画作品が公開されましたね。
日本を代表する俳優である小栗旬さんと、アーティストも俳優としても活躍している星野源さんが主演を果たしている映画「罪の声」です。
原作は山田風太郎賞を受賞した塩田武士の小説で2016年に話題になった作品です。
映画「罪の声」望はなぜ殺された?ネタバレやラストを考察、紹介していきたいと思います!
「罪の声」は必見の映画だよ!
「罪の声」概要
昭和の未解決事件のグリコ・森永事件をモチーフにかかれた塩田武の小説「罪の声」が原作です。本屋大賞や2016年度週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位、第7回山田風太郎賞受賞しました。
監督は、「ビリギャル」「いま、会いにゆきます」を手掛けた土井裕泰。脚本の野木亜紀子の代表作は人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「MIU404」とヒットメーカーですね。
原作「罪の声」はAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングで購入できます。
望はなぜ殺された?ネタバレやラストを考察してみた!
「望はなぜ殺された?」この見出しだけで、もうネタバレしています。
ここから先は、ネタバレしているので、これから映画を見る予定で結末を知りたくない方は読まないでください。
ギン萬事件で、脅迫テープに使われた音声は3人います。
一人は、曽根俊哉。録音時は、幼稚園児で本人の記憶にはありません。
残る二人は、事件に加わったとされる元警察官の生島秀樹の娘と息子です。
娘は、翻訳家を夢見る中学生の望で録音当時は15才。息子の聡一郎は8才の小学2年生。
二人とも事件に加担したことは子供心にも理解できる年齢です。
特に望は、父に頼まれたとは言えとんでもない事件に関わってしまったという自責の念は計り知れないものでした。
生島一家はギン萬事件の最中に、突然蒸発してしまいます。
ギン萬事件犯行グループの仲間割れから生島秀樹は、暴力団組長青木に射殺されます。
残された家族は、暴力団青木組から一時かくまわれますがすぐに見つかり青木組が経営する土木会社の寮に捕らわれてしまいます。
妻の千代子は、暴力団のスナックと土木会社で働かされセクハラを受ける奴隷のような毎日です。
中学生の望みも未成年なのに母とともにスナックで皿洗いなどで働いています。
さすがに小学生の聡一郎は働かされませんでしたが生島親子は暴力団から常に監視されていました。
ある日、望みは古本の束から映画雑誌を見つけ自分の夢が映画関係の翻訳家だったことを思い出し、奴隷のような日々から脱出するために家出することを決意。
しかし、青木組の監視は厳しく家出の途中で望みを道路に突き飛ばし交通事故に見せかけ望みは殺されてしまいます。
事件の全容を知る生島一家を自由にさせるわけにはいきません。
残された千代子と総一郎のへの監視の目はさらに厳しくなりました。
ある日総一郎が慕っていた津村が、建設会社の寮を放火します。
その騒ぎに乗じて聡一郎は、逃げ出し青木組の監視の目からようやく逃れることが出来ました。
しかし、母の千代子とは離れ離れで社会の底辺で生きることになった聡一郎。
ついに、自殺しようとしていたところに俊哉から電話が、、。
脅迫テープの音声に、使われた3人の子供の人生。同じ事件に関わりながら人生がこうも違うのか、愕然としてしまいます。
また、なぜ俊哉が脅迫テープの音声に使われたのか。
80年代中ごろに突如、起こされた劇場型犯罪事件の背景にあるものは60年代末から行われていた学生運動。
それに、成功しなかった身代金奪取に隠された本当の意味は、株価操作をするためと驚かされることばかり、、。
マスコミの力を利用して聡一郎と千代子が再開を果たすのがなによりもホッとさせられました。
そして、俊哉の母 真由美がなぜ脅迫テープの作成を手助けしたか驚きの告白があります。
家族とは人生とはなんなのか?を問いかける映画「罪の声」小栗旬と星野源のW主演作は、お勧めのミステリー巨編です。
「罪の声」あらすじ
1984年、大阪の製菓メーカー・ギンガ社長誘拐事件に始まる大阪の食品会社を標的にした企業脅迫事件。
毒物を混入した菓子を店頭にバラまいたり、犯行声明を新聞社に送り付けたりした日本初の劇場型犯罪でした。世間の注目を集めながら、突然の終息宣言を発表し忽然と姿を消してしまいました。
大日新聞文化部記者の阿久津英士は、年末企画の未解決事件・ギン萬事件の究明する特別班に駆り出され35年前の事件の真相に迫ります。
同じころ、京都でテーラーを営む曽根俊哉は、病院の母から探し物を頼まれたことから偶然にも黒い手帳と古いカセットテープを見つけてしまいます。
手帳の字は、父の字ではなく英語で書かれたページも多くありましたが、日本語でギンガ・萬堂と大きく書かれたページを発見します。
さらに、テープに録音されていたのは、子供の頃の自分の歌声。
しかし、途中からギン萬事件で使われた声が、、。なぜ、ギン萬事件で使われた脅迫テープが自宅にあるのか?
ギン萬事件の真相にせまる二人は、やがて合流し脅迫テープに使われたテープの子供たちのその後に迫ってゆきます。
予告編はこちら。
スペシャル映像版はこちら。
二人の演技が光っていますね!
「罪の声」キャスト
大日新聞大阪本社の文化部記者。年末企画で駆り出されギン萬事件の真相に迫る 阿久津英士 – 小栗旬
京都でテーラーを営む 父のカセットテープから思いかけないことが起こる 曽根俊也 – 星野源
阿久津の上司。鳥居雅夫 – 古舘寛治
俊也の妻 曽根亜美 – 市川実日子
俊也の父 曽根光雄 – 尾上寛之
俊也の母。がんを患い余命半年。曽根真由美 – 梶芽衣子
俊也の伯父。ギン萬事件後消息不明になっていたが、、曽根達雄 – 宇崎竜童
先代からの仕立て職人 河村和信 – 火野正平
暴力団との癒着で警察官を辞職した。望みと聡一郎の父 生島秀樹 – 阿部亮平
聡一郎と望の母 生島千代子 – 篠原ゆき子
映画関係の翻訳家を夢見る中学生 生島望 – 原菜乃華
望の弟 生島聡一郎 – 宇野祥平
公式Twitterでは11月30日までキャンペーンもやっていますよ!
感想を投稿すると抽選で10名様にキャストサイン入りポスターが貰えるみたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!うろたんでした!
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