
映画の4本目はNetflixで先日から観る事ができるようになった、
クリント・イーストウッドの運び屋です。
家族を顧みずに仕事ひとすじの男が仕事で破産してしまい、
金の為に麻薬の運び屋になるという話。
それにしてもクリント・イーストウッド歳とりましたね〜。88歳!!!?
完全に爺さんなんですけど渋いっ!
話は淡々と静かに進む感じで、男の生き方がテーマですかね。
家族と仕事という2つの選択肢でどちらか一つしか選べない不器用な
男の物語で、ちゃんとユーモアもありつつ、映画として完成度が高く
どこか古き良き映画を観たような気持ちになります。
ちょっと大人向きの作品なので若い人には何が面白いか
わからないかもしれないですね。
ダーティーハリーの頃も渋かったけど、またひと味違う渋さを
味わえますよ(笑)
一般向きでは無いという事で★は
★★★
予告編はこちらから
クリント・イーストウッドによる「ブレイキング・バッド」
2020年2月2日現在、劇場公開作品としてクリント・イーストウッド監督の「リチャード・ジュエル」が公開中ですが、こちらもけっこう好評のようですね。(観てないから観ないと…)ほんと監督業としてものすごい偉を果たしているクリント・イーストウッド監督ですが、この「運び屋」では監督と演技のどちらも老練さを感じさせてくれますね。
「運び屋」を観て抱いた感想の1つにクリント・イーストウッド監督が海外ドラマの「ブレイキング・バッド」を撮ったらこういう風になるんだな~。って思いました。
「ブレイキング・バッド」を知らない方に簡単にご説明すると、ソニー・ピクチャーズテレビジョン制作の海外ドラマでエミー賞を2013年、2014年に受賞したモンスターヒットドラマなんです。日本でも話題になりましたが、ニューメキシコ州アルバカーキを舞台に化学教師ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)とジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール)の二人が麻薬製造に手を染めていくドラマなんです。
ウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)は余命2~3年の末期ガンと診断されてしまい、化学教師の職では多額の医療費と家族の生活費、妻と子供への遺産が必要になる事から自身の化学教師として知識を使いメタンフェタミン(通称:メス)という麻薬の製造に着手する。麻薬取引を自分の元教え子で今は麻薬の売人をしているジェシー・ピンクマン(アーロン・ポール)が担い、二人は大成功していくのですが、どんどんお金や自分の地位に目がくらんでしまい、大変な事になっていく。というお話
「運び屋」も犯罪とはわかりながらも家族や自分のためにお金が必要になっていく男の人生を語っているのでとても似ていると思います。
「ブレイキング・バッド」の方はもっとコメディやアクションの要素もあったりするので万人向けだと思いますが、「運び屋」はどちらかというと通好みの作品ですね。
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