どうも、うろたん (@urotan51131875) です!
映画㉜こちらも先日の「プラネット・テラーinグラインドハウス」と2本立てでアメリカで上映されたクエンティン・タランティーノ監督の「デス・ぷループinグラインドハウス」です!公開は2007年だからもう13年も前の映画なのね。(時が過ぎるのは早い)
おススメだとどうしても「プラネット・テラー」の方をおススメしちゃいますけど、どちらも本当に楽しめる映画なので是非!
★★★…時間があれば観て損なし!
どんな映画なの?

クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督による2本立て映画「グラインドハウス」の1本でこちらはタランティーノ監督の作品です。主人公は大物スタントマンであり殺人鬼のスタントマン・マイク(カート・ラッセル)でとにかくイカれたおっさん。1970年型のシボレー・ノヴァSSを耐死仕様(デス・プルーフ)に改造した車を乗り回し後半では1969年型のダッチ・チャージャーを乗り回します。
こちらも「プラネット・テラーinグラインドハウス」同様にB級テイスト満載に作られており、1970年代から80年代のB級映画感が楽しめますね。フィルムの傷やノイズなんかもいいテイストになってます。
内容としてはとにかくタランティーノ監督の十八番である”意味のない会話”が大半を占めていて、特に前半は観ていて結構しんどくなっちゃうかもしれないですね。テキサス州オースティンの地元人気DJのジャングル・ジュリア(シドニー・ターミア・ポワチエ)とその親友シャナ・バナナ(ジョーダン・ラット)は友人のアーリーン(バネッサ・フェルリト)と一緒に車でドライブをしていると、怪しい車が何度も彼女達の車に近づく。彼女たちが向かった「テキサス・チリ・パーラー」にもその車はついてきて、乗っていたスタントマン・マイクが店に入ってきます。店にいた男たち(なんとその一人がイーライ・ロス!)と一緒に酒を飲み楽しむジュリア達にマイクは近づき、アーリーンにジュリアがラジオで放送していた内容について話しかけてくんです。

しこたま飲んで帰路に着くため車に乗り込む3人、スタントマン・マイクも店で知り合ったジュリアの友達のパム(ローズ・マッゴーワン)を送ると約束して自分のデス・プルーフに乗せるのです。車に乗ったマイクは豹変して殺人鬼の顔に!ものすごい荒い運転で助手席のパム(ローズ・マッゴーワン)を殺します。
その後、ジュリア達3人の乗った車を追いかけるのです。3人はいったいどうなるのか?
というのが前半の1時間ですね。
とにかく無駄なガールズトーク
この映画の特徴といってもいいのが、ストーリーに全く関係の無いガールズトークが展開される事、下品な下ネタもバンバン出てくるし、観ていて「なんなんだ?」となってします。映画には2組の女子グループが出てくるのですが、どちらもひたすらガールズトークが長い!トータルすると1時間は意味のない会話です。
ここからはネタバレも多く含みますのでご注意!
結構これに耐えるのはきつかったですね。後半の女子グループは結末に関係ある内容も多少出てきて、例えば「バニシング・ポイント」(1971年)主人公のコワルスキー(バリー・ニューマン)が白の1970年型のダッチ・チャレンジャーに乗ってカーレースをする映画の話をしていて、その1970年型のダッチ・チャレンジャーと同じ型の車が貧しい農家で売りに出されている事を知って、アバナシー(ロザリオ・ドーソン)とゾーイ・ベル(本人役)、キム(トレイシー・トムズ)、リー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)はその農場に向かうんですね。そこからやっと物語が展開していく形になります。

CG無しの本格カーアクションとスタント!
「デス・プルーフ」の売りの一つがCG等使わずに本物の車で本物の人間がカーアクションとスタントをする点です。ここはタランティーノ監督の昔の映画へのこだわりが存分に発揮されてますね。先ほどのガールズトーク以外はほぼカーアクションです。しかもほんとすごいんですね。何と言ってもゾーイ・ベルが本人役でスタントをするのがすごい!めっちゃ強い女って感じで好きですね。この人は同じくタランティーノ監督の映画「キル・ビル」(2003年~)シリーズで主演のユマ・サーマンのスタントをやっていた人なんです。ニュージーランドの人で映画の中でもその事が語られてます。
このゾーイが1970年型の白のダッチ・チャレンジャーに乗って、しかも「シップ・マスト」というボンネットの上に寝るというスタントをするんです。それだけでもすごいのにそれを観たスタントマン・マイク(カート・ラッセル)がその車にガンガン追突するんですね。それでもずっとボンネットの上にいるのがハラハラドキドキものでした!(車を止めればいいじゃんって野暮な事は言いません(笑))

タランティーノ監督の性癖まるわかり!美脚フェチの祭典!
さて、結局この映画について僕は何を言いたいのかというと、タランティーノ監督は脚フェチで尻フェチだって事!(笑)
出てくる女優全員がとにかく美脚!もうそれだけでも観る価値ありの映画です。
テキサスを舞台にしているのもいかに美脚を魅せるか?って事に執着しているような気がしましたね。
Tシャツにショートパンツの格好ならめちゃくちゃ肌露出しますから!
それに映画の撮影だっていう言い訳のようなチアリーダーのコスプレなんかも完全に趣味ですね(笑)
最後のアバナシーのかかと落としもめっちゃ綺麗な放物線描いてますから!

こんな映画がAmazonプライムビデオで観ることができるんだからSVOD様様ですね。サブスクで観ることができる映画が多くなって本当にうれしい反面、映画会社はたいへんだな~っとしみじみ。
NetflixもAmazonプライムビデオももっとこういう映画をバンバン配信してくれると嬉しいですね!っていってたらNetflixにタランティーノ監督のレザボア・ドッグスが配信されててびっくり!
「デス・プルーフinグラインドハウス」も「プラネット・テラーinグランドハウス」同様に楽しめました!
予告編も秀逸!
最後まで読んでいただきありがとうございました、 うろたん (@urotan51131875) でした。
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